アービトラージとは

アービトラージ
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アービトラージ(Arbitrage)とは?

一般的に「裁定取引」とも呼ばれます。

聞きなれない言葉ですが、「市場のゆがみを利用しながら差益を取る」ということなんですけれど、余計に分かりにくくなりましたね。次の項で具体例を示します。

先にご注意

当サイトでは純粋な意味を拡大でとらえていて。
利息の差が生まれていたら安全に稼げるよね、ということも含めています。

一番リスクが少なく稼げる方法はこちらかと思っています。

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怪しいタイトルですけどやってることは怪しいことではないです。

こちらはFXを使ったやり方ですが、通貨、株式、商品など、さまざまな金融商品で利用されています。
最近は暗号資産市場でも注目されています。

むしろ差益が生まれるところはどこかと皆さがしていて。
先の市場では見つかっている、というところですね。
手法は様々

為替ディーラー等大きなお金を扱う方々は日常的にやってる方法らしいです。
直接見たわけじゃないので知りませんけれど。

また、これが公式の定義かは若干微妙ですが、
アービトラージには大きく2種類あると思っています。

1つ目はその時点で価格差がある場所で売買するケース
2つ目は価格が開きすぎた場合に収束を狙って売買するケース

1が一番安全。こちらは考え方は1に近いです。

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アービトラージ(Arbitrage)の仕組み

ではもう少し具体的に

アービトラージは、2つ以上の市場間での価格差に注目します。例えば、同じ通貨ペアが異なる取引所で異なる価格で取引されている場合、その差を利用して利益を得るのが典型的なアービトラージの方法です。

アービトラージの例:その時点で価格差がある場所で売買するケース

こちらのアービトラージが実践できる市場は結構限られていますが

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上記リンクの方法はこのアービトラージに含まれます。

  1. 市場Aで1ドル=110円
  2. 市場Bで1ドル=111円

この場合、市場Aで1ドルを買い、市場Bで1ドルを売ることで1円の差額を利益として確保します。取引は通常同時に行われるため、リスクを最小限に抑えながら収益を得ることができます。

が、上記例はとても現実的ではないですよね。
だってFXではそんな市場ありません。仮想通貨なら瞬時的にあります。
(暗号資産だとちょうどこの手法が流行ってます。)

まぁ店頭FXと直で差分取る方法もあるらしいですが、完全にシステム化でミリ秒の話です。

ならどうするの?
どんな組合せなら実行できるの?

というのは当ブログでまとめていっておりますのでぜひご参照ください。

アービトラージの例:価格が開きすぎた場合に収束を狙って売買するケース

こちらはいくらでも市場があります。

こんなシチュエーションがあったとします

・AとBは通常、両方100円
・Aが110円、Bが100円のままだと見つけた

ここでAを110円で売って、Bを100円で買います

このケースで価格が動いた後、理論上は
AB共に90円:Aがプラス20円、Bがマイナス10円で合計10円が儲け
AB共に100円:Aの売り10円が儲け
AB共に105円:Aの売り5円、Bの買い5円の合計10円が儲け
AB共に110円が110円、Bが110円:Bの買い10円が儲け
AB共に120円:Aがマイナス10円、Bがプラス20円で合計10円が儲け

収束すれば、どこでも利益が出ていますね

アービトラージのメリットと注意点

アービトラージのメリット

リスクが少ない

これに尽きます。
アービトラージは価格差を利用して確実な利益を狙うため、理論上リスクは少ないとされています。

市場全体でいえば、安いところで買って高いところで売られるから、金額が一定になっていく、というメリットもありますけれど個人には関係ない

アービトラージの注意点

前述で

1つ目はその時点で価格差がある場所で売買するケース
2つ目は価格が開きすぎた場合に収束を狙って売買するケース

と記しました。

この1だと、特にコストが見合うかが大事。
スプレッドやらの話ですね。
注意点としてはその仕組みが長く続くかどうかです。詳細はこちらで

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2については「価格が一番開いている」と判断はできないこと。

さきほどの事例でいいますと
・AとBは通常、両方100円
・Aが110円、Bが100円のままだと見つけた
・Aを110円で売って、Bを100円で買った

このケースで価格が動いた後、理論上は

AB共に90円:Aがプラス20円、Bがマイナス10円で合計10円が儲け
AB共に100円:Aの売り10円が儲け
AB共に105円:Aの売り5円、Bの買い5円の合計10円が儲け
AB共に110円が110円、Bが110円:Bの買い10円が儲け
AB共に120円:Aがマイナス10円、Bがプラス20円で合計10円が儲け

となります。

収束すれば、たしかにどこでも利益が出ます

が、これが「短期的にAが120円、Bが100円にならない」とは言えないんですね
この時点だとAがマイナス10円です。

注意して頂きたいのは、儲かる確率は高いですが、ノーリスクではないってことです。

具体的にどうやるの?というところは実質ノーリスクで試す方法含めて当サイトでいろいろとまとめております。

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まとめ

アービトラージは、一時的な市場の価格差を利用して、比較的リスクを抑えつつ利益を狙う投資手法です。しかし、取引のタイミングやコスト計算をしっかりと行わなければ、利益を確保できない場合もあります。

大切なのは「完全にノーリスクな手法はない」ということです。
リスクを抑える手法として捉えましょう。

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