1. 今日の結論
- 買うなら: 見送り(様子見)。週足・日足・4時間足がそろって−DI優位の下降トレンドにあり、逆張りの新規買いは推奨しない。
- 売るなら: 戻りを待って売り。エントリー目安は8.85〜8.90円(4時間足+1σ〜+2σ帯)。損切りは9.15円(日足MA200 9.13円の上)。
- 保有中の人向け: 売り保有は8.85円台までの戻りで一部利確を検討、損切りラインは9.15円を目安に。買い保有は下降トレンドが継続しているため、日足−2σ(8.79円)を明確に割り込んだ時点で損切りを徹底し、ナンピンは避ける。
記載の価格は店頭FX業者の提示価格と完全には一致しませんので補正してください。ご参考までに、10月1日0時の価格はMXNJPYが8.7020円です(データ: Yahoo Finance)。管理者の表示フィード(みんなのFX LIGHT)はこの価格より約0.0336円高い表示になります。
2. MXN/JPYは上がる?下がる?価格位置の確認
- 週足: 週足MA20(9.21円)・MA50(8.97円)を下回る安値圏での推移が継続。RSIはレンジ下部にあり戻りが鈍い状況。
- 日足: MA20・MA50・MA200すべてを下回る明確な下降トレンド。ボリンジャーバンドは強拡大(パーセンタイル95%)で、−2σ(8.79円)に接近する強い下落が続いている。
- 4時間足: バンド幅拡大の後期に入り、ADXは60超という非常に強いトレンドを記録したものの低下に転じ始めた。ヒストグラムは上昇加速で短期的な反発(戻り)の兆しがある。
- 1時間足: +DIが−DIを上回りトレンド終息・レンジ化のサインが出ており、RSIはレンジ上部で短期的な戻りが進行中。
現在価格(8.7020円、ブローカー換算8.7356円)は日足−2σ(8.7907円)に接近する水準にあり、下位足(1時間足)では戻りが先行している状態。
3. 価格の分析根拠(ADX/DMI・MACD・ボリンジャーバンド)
ADX/DMI
| 足 | ADX | 方向 | +DI | −DI | 解釈 |
|---|---|---|---|---|---|
| 週足 | 26.5 | 上昇 | 12.3 | 34.1 | −DI優位・強いトレンド→順張り売り |
| 日足 | 34.0 | 上昇 | 9.1 | 38.1 | −DI優位・強いトレンド→順張り売り |
| 4時間足 | 60.5 | 低下 | 10.8 | 33.3 | トレンド終息・レンジ化の兆し |
| 1時間足 | 30.0 | 低下 | 25.1 | 24.1 | +DI優位に転換・レンジ化 |
MACD
| 足 | MACD線 | シグナル | ヒストグラム | 4象限 | 信頼性 |
|---|---|---|---|---|---|
| 週足 | +0.0067 | +0.0870 | −0.0803(拡大) | プラス圏×デッドクロス | 中 |
| 日足 | −0.1158 | −0.0808 | −0.0350(拡大) | マイナス圏×デッドクロス | 高 |
| 4時間足 | −0.0712 | −0.0751 | +0.0039(拡大) | マイナス圏×ゴールデンクロス | 低〜中 |
| 1時間足 | −0.0054 | −0.0141 | +0.0086(拡大) | マイナス圏×ゴールデンクロス | 低〜中 |
日足のマイナス圏デッドクロス(信頼性高)が下降トレンドの中心的根拠。4時間足・1時間足のマイナス圏ゴールデンクロスは「反発」であり単独で買い転換とはしない。
ボリンジャーバンド
| 足 | バンド幅 | 状態 | 位置(パーセンタイル) |
|---|---|---|---|
| 週足 | 6.76% | やや収縮 | 26% |
| 日足 | 6.48% | 強拡大 | 95% |
| 4時間足 | 3.23% | 拡大 | 77% |
| 1時間足 | 1.03% | やや収縮 | 30% |
日足は強拡大の後期(行き過ぎ)水準にあり、バンドウォーク中の逆張りは避けるべき局面。1時間足の収縮は短期的な方向感の乏しさを示す。
4. MXN/JPYに影響のある注目指標・イベント
- 10月2日(金) 21:30 JST: 米雇用統計(重要度: 高)
- 10月8日(木): メキシコ消費者物価指数(INEGI発表、重要度: 中)
- 10月14日(水) 21:30 JST: 米消費者物価指数(CPI)(重要度: 高)
- 10月中(日程未定): 米国・メキシコ間のUSMCA見直し第4回協議(重要度: 中〜高、ペソ固有材料)
ファンダメンタルズ要点
| 項目 | 内容 | 出典 |
|---|---|---|
| メキシコ政策金利 | 6.50%で据え置き(2026/9/24決定) | Reuters |
| 日本政策金利 | 1.25%へ利上げ(2026/9/18決定、31年ぶり高水準) | Reuters |
| 金利差 | 5.25%(縮小傾向。9月BOJ利上げで円劣後幅が縮小、スワップ益は減少方向) | Banxico・BOJ公式発表より算出 |
| 投機筋ポジション(IMM/COT) | 非商業部門ネットロング75,167枚(ロング127,595・ショート52,428)。前週比−12,615枚(ネットロング減少) | CFTC(2026年9月22日時点) |
| リスク選好 | 円キャリー巻き戻し観測が根強く、リスクオフ優勢 | Reuters |
| 固有要因 | USMCA見直し協議が10月に延期。自動車・鉄鋼関税と原産地規則強化が争点で長期化すればペソに下落圧力 | 外為どっとコム総研 |
| 次回中銀会合 | 日銀: 10月29〜30日/Banxico: 11月5日 | 日本銀行/Banxico |
4.5 イベント前後の運用ルール
高重要度イベントの1時間前〜発表直後は新規建て禁止。保有玉は発表前にロット縮小か一部利確を検討。発表後はその足の確定を待つ。週末をまたぐ新規は見送り。
5. 意識した方がいい価格帯・転換サイン
- 予想レンジ: 上 8.90円 / 下 8.64円
- 抵抗ライン: 8.8561円(4時間足+1σ)、8.9374円(日足−1σ)
- 支持ライン: 8.7149円(4時間足−1σ)、8.6441円(日足−3σ)
- ブレイクで変わるシナリオ: 日足MA200の9.1307円を上抜けすれば下降トレンド一服のシナリオに切り替え。逆に日足−3σ(8.6441円)を明確に下抜けすれば下落加速シナリオを想定
- 転換サイン: 日足MACDヒストグラムの符号転換(現在−0.0350)、日足ADXの低下転換、4時間足・1時間足の+DI優位が上位足まで波及するか
6. 参考リンク
- Bank of Mexico holds interest rate — Reuters
- Bank of Japan raises policy rate to 31-year high — Reuters
- The yen’s sudden surge upsets the carry trade faithful — Reuters
- メキシコペソ/円見通し「USMCA交渉延期」 — 外為どっとコム総研
- CFTC Commitments of Traders(Mexican Peso) — CFTC
- 日本銀行 金融政策決定会合日程 — 日本銀行
- 計算データソース: Yahoo Finance
今回のX投稿: https://twitter.com/MarketOraclePLZ/status/2105315223330754788
※ 本記事は投資助言ではありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。

